【気づいたら口腔崩壊?】虫歯の予防法って?手遅れになる前に

突然ですが、皆さんは自分の歯の健康管理にはどれくらい気をつけていますか。

 

最近ニュースで、口腔崩壊という言葉をよく聞くようになりましたが、これは一般的に虫歯が10本以上あることを指します。(明確な定義はないようですが)

 

今回は、このような状態にならず歯を長く健康に保つために、虫歯の予防法について紹介したいと思います。

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深刻な口腔崩壊

今、多くの子供たちが口腔崩壊の状態にあると言われています。子供の時から歯の健康意識が低いということは、小さい頃から歯を失うリスクを高め、さらに大人になってからもその意識を変えることが難しいため、より長く健康な歯を保つのが難しくなります。

昨年東京歯科保険医協会が小中学校を対象に行った調査では、アンケートに回答した小学校の約4割、中学校の約3割に口腔崩壊と考えられる子どもがいたと答えています。

引用元 Yahooニュース

沖縄県保険医協会の調査で、学校検診で虫歯などが見つかった小中学生のうち、7割以上がその後、歯科を受診していなかったことが分かった。虫歯が10本以上あったり歯がぼろぼろになったりしている「口腔(こうくう)崩壊」の子どもがいる学校も全体の4割を超えた。

引用元 Yahooニュース

 

このようなことを避けるためにも、虫歯予防には力を入れたいところです。

 

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どうして虫歯になるのか?

虫歯になる原因は食事をした際に、虫歯菌 (ミュータンス菌) が発する酸で歯の表面が溶けることです。

 

虫歯菌は子供の頃に、親からの口移しをされていない人は持っておらず、そのような方は虫歯にはならないです。ですが、おそらく多くの方はすでに持ってるので、これをなくすことはできません。

 

予防法としてはプラークをできる限り取り除く、口内の状態が酸性である時間を減らす等が挙げられます。では具体的な方法を見ていきましょう。

 

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具体的な虫歯予防法

①歯磨き

すごく、当たり前のようなことですが、一番重要なことです。多くの人が毎日やっている事ですが、みんながみんな効果的なブラッシングをできているわけではないので、いくつか気を付けたいポイントを紹介します。

 

・全体を磨くとというより1本ずつ磨くこと意識する。
・歯の裏側や奥歯など磨きにくい場所を意識して磨く。
・歯ブラシは1か月毎に交換する。

 

②フッ素入り歯磨き粉

フッ素が歯に良いというのは、多くの方が聞いたことがあるのではないでしょうか。ではなぜフッ素が歯に良いとされているのか。それは、口の中を酸性にする虫歯菌の働きを弱くする、また溶けた歯の表面を修復する再石灰化の効果を高めるためです。

 

では、そのフッ素をどのように摂取するのか。一番手軽なのは、フッ素入り歯磨き粉を使うことです。中でもフッ素含有量が記載されているものが良いです。

 

僕はクリニカ アドバンテージを使っています。おそらくフッ素含有量が高い歯磨き粉で一番安く、大体一個当たり300円弱です。(ほとんど歯磨き粉にはフッ素が入っていますが、含有量の記載がないものは効果が見込めるほどのフッ素が含まれていません。)

 

・フッ素含有量が950ppm以上の効果が高いものを使用する
・口の中にフッ素を残すために、歯磨き後のうがいは一回のみにする
・歯ブラシ後は歯にフッ素を定着させるために最低2時間は飲食をしない

 

③フロス

歯磨きでも取り切れない歯垢を落とすには、フロスが効果的です。フロスであれば口をゆすぐ必要もないので、場所を選ばず歯の汚れを落とすことができます。安い物であれば50本で300円以下で買うこともできます。

 

④定期的な歯石除去

歯石を定期的に取り除くことで、虫歯のみならず歯周病の予防もできます。今まで歯医者に行ったことがないような人は別ですが、数年以内に虫歯治療の経験がある方は、虫歯ができて痛みが出る前に定期的に歯をクリーニングしてもらうことで、簡単な処置で初期虫歯を食い止めることができます。多くの歯医者では3か月おきの歯石除去を推奨しています。

 

 

どうでしたが、どれも知ってるし、やっているという方はおそらく虫歯は一本もないのではないでしょうか。

 

個人的にフッ素入りの歯磨き粉については”フッ素含有量は高くないと意味がない“や”歯磨き後のうがいのし過ぎはよくない“などは歯医者さんから教えてもらうまで知りませんでした。

 

今回紹介した内容が、皆さんの歯の健康に少しでもつながれば幸いです。

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