虫歯の原因とその予防法は?これを知れば虫歯知らずに?

どうも、かえる(@arasahablog)です。突然ですが、皆さん一度は虫歯になったことがあるのではないでしょうか。少なくともこのページを見ている人は。では、その虫歯の原因について詳しく知っているでしょうか。

 

今回はその原因と虫歯の予防法について紹介したいと思います。

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虫歯の原因は?

 

虫歯は簡単に言うと 、ミュータント菌など虫歯菌が出す酸が歯表面のエナメル質を溶かし、その状態が持続することで、やがて歯に大きな穴が開くという現象です。

 

その虫歯菌が酸を放出するのは、口の中に糖(食べ物)が入ってきたときに起こります。そして、歯垢という形で歯の表面で菌が増殖し、そのままの状態だと歯は酸によってどんどん溶けていきます。

 

なので、ミュータント菌を持ってない人は、歯を磨かなくても虫歯にはならないようです。

 

ちなみに、ミュータント菌は幼少期に親からの口移しにより感染し、多くの日本人が持っていますが、最近ではそのような情報が共有されるようになったことで、口移しをしない親が増えたことで、ミュータント菌を持っていない子供たちも増えてきているようです。

 

ただ、まだ多くの人はその虫歯菌を持っているので、それらと共存していかなければなりません。

 

じゃあ全員が虫歯になるのか?

 

では、ミュータント菌を持っている人が全員虫歯になるか。といえばそんなこともないです。

 

それは再石灰化という原理が働いているためです。再石灰化とは、簡単にいうと唾液によって溶けた歯の表面を修復するというものです。

 

ただ、歯の表面に歯垢が残っていると唾液が表面に触れないため再石灰化が進みません。

 

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虫歯の予防法は?

 

上記のことから虫歯にならないためには、歯が酸に晒される時間を短くし、再石灰化の時間を長くすることが、虫歯にならないために重要だということがわかります。

 

具体的な方法としては、

・歯垢が歯の表面に残らないように入念に歯磨きをする

 

歯垢がなければ歯を溶かす酸が発生しないので虫歯になることはありえないので、歯磨きによって歯垢を取り除くことが虫歯を防ぐために一番大事なことです。

 

ただ気を付けてほしいのが、食事後まもなくの場合(30分以内)口内が強く酸性に傾いているので、一度口をゆすいでからやった方が歯磨きの際に歯を傷つける恐れがないと思います。

 

・間食を減らす

 

間食が多いということは、必然的に歯の表面が酸にさらされる時間が長くなるので、より虫歯になりやすくなります。

 

たとえ間食が多くなくても、時間をかけて食事している人も注意した方がよいと思います。

 

・フッ素が入った歯磨き粉を使う

 

再石灰化の原理は先ほど簡単に紹介しましたが、その際にフッ素が歯の表面にあると、より再石灰化が進み、歯の表面修復が促進されます。

 

ただ、高い効果が認められているのはフッ素が950ppm以上含まれているもののみなので、歯磨き粉を購入する際はフッ素の含有量には注意してください。おそらく一番安価な物は、クリニカアドバンテージだと思います。

 

ちなみにフッ素入りと書いてあっても、含有量の記載がないものは少量しかフッ素が含まれていないので、その場合フッ素による歯の修復効果をあまり見込まれないそうです。

 

 

以上が虫歯の予防する上で大事なポイントになります。

 

繰り返しにはなりますが、歯の溶ける時間を少なくし、再石灰化の時間を長くできるかということが虫歯予防にとって重要になります。

 

では、今回はここまでとなります。これを見て少しでも虫歯になる人が少しでも減ればうれしいです。

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