矯正方法と矯正器具の種類【それぞれのメリット・デメリットは?】

歯列矯正を考えている方にとって、どういった方法で治療を進めていくのかは気になるところですよね。あっ、どうもかえる(@arasahablog)です。

 

今回は代表的な矯正器具(装置)の説明とそれぞれのメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。まず器具の紹介に移る前に、矯正方法の種類について説明していきたいと思います。

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矯正方法とメリット・デメリット

・表側矯正

表側矯正をしている女性

これは従来からある一番ポピュラーなもので、名前の通り歯の表側に矯正装置をつけて矯正していく方法となります。

 

歯の矯正効果は高いですが、デメリットとしては見た目が目立ちやすく、さらに食事の際に食べカスが歯につまりやすいため虫歯になるリスクも高いです。

 

・裏側矯正

裏側矯正をしている女性

これは、歯の裏側に矯正装置を付ける方法で、舌側(リンガル)矯正とも呼ばれています。

 

メリットとして表側矯正と同様に矯正効果を保ちつつ、歯の裏側に装置がついているので、見た目で矯正してることがわからないということです。

 

デメリットとしては活舌が悪くなりやすく、表側に比べると費用が2~3割程高くなることです。また、装置が裏についているので、ワイヤー調整時に表側矯正に比べて難しいので調整時間がかかりやすいです。(調整期間にはほとんど差はない)

 

ハーフリンガルといって矯正器具が目立つ上あごの歯だけ裏側に装置をつけて、下あごの歯には表側に装置を付けるという方法もあり、それであれば両あごの裏側に装置を付けるよりは値段を抑えることができます。

 

・マウスピース矯正

マウスピースをつけようとしている女性

これは上記のような、ブラケットと呼ばれるワイヤーを使った矯正ではなく、マウスピークを口に装着して歯を矯正していく方法になります。

 

主なものとしてはインビザラインとも呼ばれるものがあります。

 

メリットはなんといって手軽さ見た目のよさです。マウスピースは透明なので、周りからは付けていることはわかりません。

 

またブラケットと違い、歯にも物が挟まったりすることはないので手入れがしやすく、矯正器具が付いている違和感も少ないです。

 

 

デメリットはブラケットに矯正に比べる矯正力が弱く、大幅な矯正が必要な場合は治療を受けることができない場合があろということです。

 

また、マウスピースは自分で取り外しが可能なため、決められた装置時間(目安1日20時間以上)を自分で管理していかないといけないことです。

 

もし、取り外し時間が長くなってしまうと歯が思うように動きません。

 

ちなみに飲食時、マウスピークは変色を防ぐため、取り外す必要があり、その際に紛失する可能性もあります。

 

費用は80万~100万程度のところが多いです。表側のメタルブラケット矯正と比較すると高いところが多いです。

 

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矯正器具の種類とメリット・デメリット

 

矯正器具は大きく分けるワイヤーを伴うブラケット装置とマウスピークがありますが、マウスピースには特徴が変わるほどの種類はないので、今回はブラケット装置について詳しく説明していきます。

・メタルブラケット

名前の通り、メタル(金属)のブラケットで、いかにも矯正という感じの見た目になります。矯正力や耐久性は高いですが、どうしても見た目がネックになります。ただ裏側矯正の場合はメタルブラケットになります。

 

・セラミックブラケット

こちらはセラミックなので、見た目が白くがメタルブラケットよりも見た目の違和感が少ないです。デメリットは値段がメタルブラケットに比べると少し高い、また強度面でも劣り、何度もブラケットを付けなおさないといけないリスクがあります。

 

・セルフライゲーション型ブラケット

こちらは比較的新しい矯正方法で、見た目は上記セラミックと似ていますが、歯を動かす原理が従来のものと異なり、効率よく歯を動かすことができます。

 

その原理によって、調整時の痛みが少なく、またメタルブラケットより早く矯正を終えることができます。デメリットは費用が上記の二つよりも高いということです。

 

 

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結局みんなどれを選んでいるの?

いくつか矯正方法や矯正装置を紹介しましたが、近年ではメタルブラケットの表側矯正は少なくなってきており、見た目を意識した裏側矯正セルフライゲーション型のブラケットマウスピース(インビザライン)の3種類の矯正方法が主流になっています。

 

ただ見た目は気にせず、とにかく費用が安いのであれば、表側のメタルブラケットによる矯正でもいいと思います。

 

矯正治療は非常に高いお金と時間がかかるので、慎重に考えて治療方針を決めることをおすすめします。

 

では、今回はここまでとなります。

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