歯列矯正前の抜歯体験談【痛みは?費用は?ドライソケットって?】

今回は歯列矯正の抜歯体験談について書いていきたいと思います。あっどうもかえる (@arasahablog)です。

 

抜歯する方にとって気になる痛みや抜歯後に注意した方が良いこと、また抜歯した際になるなる恐れがあるドライソケットと呼ばれる症状についてもシェアしていきます。

 

実際に抜歯した写真も載せるので、もし口の中の写真が苦手な方は、ご注意ください

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歯列矯正前の抜歯


先日、矯正器具取り付ける前に、上あごの左右それぞれの歯を一本ずつを抜いてきました。

 

と言ってもまとめてではなく1週間ほど空けて抜きました。歯の並びによって抜歯を必要としない場合もありますが、複数の歯の並びが悪い場合は抜歯が必要となることが多いようです。

 

歯を抜くということはそれだけ歯を動かせる範囲が大きくなるので、歯の並びだけを考えれば大きな改善が得られます。

 

もちろん、健康な歯を抜くことは抵抗を感じる方もいると思うので、歯列矯正を考えている方はカウンセリングで非抜歯及び抜歯、それぞれの矯正治療の効果について確認してみることをおすすめします。

 

ただ、僕の場合は重度の出っ歯で抜歯は必須でした。治療前に2つ程矯正歯科でカウンセリングを受けましたが、どちらでも抜歯は必要と言われました。なので、抜歯に対しての不安は特にありませんでした。

 

正直、僕は普通の出っ歯というより上あごの歯が全体に前に出ている状態で、奥歯だけで物を噛んでいる状態なので、前の歯は健康であっても十分に機能しておらず奥歯に負担がかかっている状態なので、将来的なこと考えると健康な歯を抜いてでも全体の噛み合わせを直すメリットの方が大きかったです。

 

では、実際に抜歯した写真をお見せします。銀歯がいくつかあり、お見苦しいかもしれませんので、苦手な方は飛ばしてください。

 

右側は前から5本目、左側は前から4本目の歯を抜きました。本来は4本目の歯を抜くことが一般的ですが、僕の場合は右側の5本目の歯が以前の虫歯治療のため状態が悪く、矯正治療の際に他の歯を支えることが難しいかもしれないとのことで、右側だけ5本目を抜歯しました。

 

人によっては下顎の歯や親知らずを含めて8本ほど歯列矯正前に抜く方もいます。おそらくワイヤーで歯列矯正をする方の大多数が抜歯することになると思います。

 

ちなみに、僕は以前に親知らず4本をすでに抜いていたので、今回の歯列矯正に伴う2本の抜歯を合わせて合計で6本の歯を抜いています。

 

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抜歯の痛みは?費用は?

歯を抜くとなると、どれくらい痛みがあるのか気になりますよね。僕の場合は上あごの前から4、5本目の歯を抜いたのですが、どちらも抜歯の際は麻酔を打ったので、抜歯の際は痛みは全くありませんでした。麻酔注射が少し痛い程度です。

 

なので、抜歯時の痛みは特に心配する必要はないと思います。

 

では、抜歯後はどうなのかというと、やはり麻酔が切れると少し痛みはあります。抜歯から2日ぐらいは痛みは残りました。ただ、痛み止めなしでも大丈夫な程度でした。

 

なので、痛みに関しては心配全くする必要ないです。といいたいところなのですが、実は抜く歯によって痛みは異なるようです。下顎の歯や親知らずの場合は抜歯から3~4日程強い痛みが続くことがあります

 

実際、僕も数年前に親知らずを抜いた際、夜に寝れないほどの痛みに襲われたことがありました。

 

といっても長くても4日程で痛みは引くので、ご心配なく。

 

続いて、抜歯の費用ですが、1本あたり5千円程です。なので8本抜く場合は4万以上かかることになります。ご存じの方も多いと思いますが、歯列矯正に伴う抜歯は健康保険の対象にはならず自己負担になるので、このように高くなってしまいます。

 

ただ、歯医者さんによって歯列矯正が目的であっても親知らずの抜歯であれば保険適用になることもあります。

 

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ドライソケットって?防ぐには?

抜歯後に強い痛みを伴う原因の一つとして、ドライソケットと呼ばれるものがあります。本来、抜歯後の穴には血がたまり、血餅とよばれる塊ができるのですが、それがまれに形成されなかったり、うがいなどの際に取れてしまう状態がドライソケットです。

 

血餅ができないと歯を抜いた部分が塞がらず骨がむき出しの状態となり、激痛に襲われるようです。

 

では、ドライソケットにならないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

・まず、抜歯後の麻酔が切れるまで食事は避ける

・抜歯当日はできるかぎり抜いたほうの歯で食事を噛まない

・当日は、もし抜歯した所になにか食べ物がはさまっても触ってとろうとしない

・運動や入浴、飲酒といった血行が良くなることを避ける

・次の日の朝まで歯磨きはしない

 

どれも当たり前そうなことばかりですが、これだけのことをちゃんと守れば、かなり高い確率でドライソケットになる確率を下げることができます。

 

 

今回はここまでとなります。

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