子供の頃に歯列矯正できずに、大人になってから歯列矯正を始める人が多くなってきましたが、年齢がネックになり歯列矯正を始めるのを躊躇してしまう人もまだまだいるのではないでしょうか。
大人になってからやると顔が老けた印象になる?成人してからだと歯の動きが遅く、治療期間が長くなる?など、心配になることがあると思います。
そこで、今回は大人になってからの歯列矯正についてお話ししていきたいと思います。
歯列矯正って何歳までできるの?
結論からいうと、何歳でも歯列矯正を始めることができるようです。ただ、歯周病で歯茎や歯の状態が悪いと矯正装置が付けらない場合があるようです。
年齢を重ねるとともに、歯周病が進行する傾向があるので、高齢の場合は歯列矯正ができなくなる可能性が上がるというのも事実だと思います。
また、早く歯列矯正を行った方が、その後人生で歯に悩む期間が少なります。例えば、30歳で矯正で終了するのと60歳で終了のを比較すると30年も差が生まれてしまいます。
なので、今の年齢がどうというよりも歯並びに悩んでいるなら早く歯列矯正をスタートするのが一番だと思います。
歯列矯正は老ける?
歯列矯正をすると老けるとよく言われていますが、実際どうなのでしょうか。正直、これには関しては、誰も答えはわからないと思います。
というのも、歯列矯正には長い期間を要し、少なくとも1年、長い場合5年以上かかる場合もあります。なので、単に歯の動きだけではなく老化による変化も考慮しないといけません。
ただ全く同じ年齢で歯の状態の人で、矯正した人とそうでない人を比較するということが自体が現実不可能なので、歯列矯正によって老けたと決めることは誰にもできないと思います。
といっても歯列矯正をやって老けたと感じる人がいるのも事実で、その理由を考えてみるといくつか思いあたることもありました。
まず、抜歯による変化です。親知らずを抜くとエラの張りが少くなりシュとした顔立ちになった人をブログで何人か拝見しました。これは悪く言えば、頬がこけた状態にも見えるのではないかと思いました。
また、出っ歯気味だった人が歯列矯正によって前歯を引っ込むと、それまで目立っていなかった頬骨の凹凸が目立ち、老けた印象に見える可能性があるということです。
まぁ個人的には、こういった変化は多少あるかもしませんが、やはり老化による顔の変化の方が大きいと思うので、歯列矯正によって顔が老けるというのは少しオーバーかなと思います。
大人になってからだと費用が高い?
大人になってからの歯列矯正の料金が高いのは、紛れもないの事実だと思います。
大人の歯列矯正の平均的な費用としては100万程度と言われているのに対し、子供の場合は30~50万程度と料金設定している矯正歯科が多く見受けられます。
ただ、子供の頃に歯列矯正を行っていても大人になってから再度歯列矯正をするケースを多くみられるので、結果的にみると意外と大人になってから歯列矯正をした方が安く済む場合もあるのではないかとも思いました。
実際、僕も小学生のときに歯列矯正していましたが、大人になった今再度歯列矯正をやっています。
治療期間が長くなる?
歯列矯正は何歳からでも始めることができる書きましたが、といっても大人の場合子供と違いあごの骨がすでにできあがり固くなっているので、治療が長くかかる傾向にあるようです。
ただ子供の時の歯列矯正は、始めるタイミングや家庭の経済状況など自分ではどうしようもない要素で歯列矯正ができないこともあると思います。
もし、どうしても治療期間が気になる場合は治療前のカウンセリングだけでも、おおまかな期間はわかるので、それを聞いてから歯列矯正をするどうか決めてもいいと思います。
はい、ということで今回はここまでとなります。年齢がネックになって歯列矯正を悩んでいる方にとって少しでも有益な情報になれば幸いです。
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